こんにちは。Haana事業部のメグミです。
今回はアンマから教わったホームレメディ、パート3。
テーマは、”虫刺され”と”鼻水、鼻づまり”です。
まずは”虫刺され”。
ケララには年中、蚊がいます。
ケララに旅行される際にはどのお客様にも蚊よけ、痒み止めなどをお持ちすることをお勧めしています。
自然が豊かなことと、水辺の多いケララは特にその対策をされたほうが快適にお過ごしいただけます。
そして、インドでも虫除けのスプレーや蚊取り線香、ベープの様なものもあるのですが、個人的にもこれは薬がキツすぎる可能性が高いので(インド製品の品質を疑っているので)、
日本からお持ちする方がいいと思います。
インドの一般家庭では、虫除けベープや蚊取り線香は使わず、基本天井についているファンで物理的に避ける、寝るときは蚊帳を使うという原始的な対策です。そして、インド人すらもこの化学的な製品による健康被害を疑っています。
本題のホームレメディですが、これまた本当に効くハーブがあります!
まず、蚊に刺された場合。
パニクルカ(PaniKoorka)

この葉をそのまま患部にこすりつけます。
写真ではちょっと分かりにくいのですが、肉厚の葉には葉液があってこの汁が、炎症系に本当に効果があります。
そして、蜂やその他の虫に刺された場合。(ちょっとした切り傷の場合にも)
トゥルシー+ターメリック

トゥルシーの葉液とターメリックを混ぜて、コットンなどの布に含ませて患部に当てます。
こちらは、抗菌の効果が高いレメディになります。
トゥルシーはアーユルヴェーダのことをご存知の人にはもうお馴染みのハーブですが、これは別名HolyBasilとも言われ、アーユルヴェーダのお薬にも色々登場します。
また、各家庭の入り口には鉢植えに基本植えられている家庭の守り神の様なハーブです。
次に”鼻水、鼻づまり” です。
基本的にアーユルヴェーダ的な考えでも、アンマの意見でも”体から出てくるものを無理に止めるのは良くない”とは言われます。
それでも、困っている場合は、
ここでまた出てきます、
パニクルカ
スチーム吸引器の中にこの葉を入れて鼻から吸引するといいそうです。
それからまた出てきました、
ターメリック
ターメリックを黒くなるまでローストして、この煙を鼻から吸い込むそうです。
このパウダーが鼻に入らない様に気をつけてください。この燻された煙に効果があるそうです。
今回、パニクルカというハーブをご紹介しましたが、このパニクルカはアーユルヴェーダの治療でも特に、子供・乳幼児のレメディに良く使われます。
乳幼児が風邪を引いたり、咳の症状が出始めて、薬はまだ与えたくないという場合、このハーブがとても強い味方になります。
子供が生まれた家庭にはパニクルカをと言われるほど、ケララでは有名なハーブです。
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