こんにちは。Haana事業部のめぐみです。
昨日、5月18日インド政府はロックダウンの2週間の再々延長を発表しました。
ですが、公共のバスの運行開始、食料品以外のお店の再開など色々な緩和が認められて、かなり日常生活が戻りつつあります。
特にケララ州は感染者もいなく、他の州に比べて感染の広がりを止めることに成功した州と認められていて、現地の人々もコロナウイルスのことをあまり恐れてはいないようです。
ただ、10歳以下の子供、65歳以上のシニアの外出は認められていないので、私自身の行動はまだまだ制限されているのが実情です。
以下が現状のインドの規制内容です。
今回のアンマから教わったホームレメディ、テーマは、
”下痢・食あたり”
これも、鼻水の時と同じように、アーユルヴェーダ的観点からは、無理に止めることは勧められません。ただ、下痢が止まらなかったり、悪いものを食べて体内の抗菌をするべきだったりという状況をみて、対処してくださいとのことです。
”体調不良による止まらない下痢”(消化不良が続いている状態)
この場合は、
「ざくろ」
です。
・ざくろの皮を少量そぎ落として、これを潰したり、水と合わせてペースト状にしたものを
バターミルクと一緒に飲む。
実は中国の漢方でも同じようにざくろの皮が下痢にいいという記事を見つけました。
昔の先人はいろんなことを試しながら、体の不調や病気に効果があるものを探していたんですね。
”食あたりによる下痢・嘔吐”
・薄めに作った(水多めの)バターミルクにターメリック、カレーリーフを入れて再度、ミキサーにかけて飲む。
・1スプーンのマスタードシードをパチパチと割れるまで乾煎りして、そこに水を入れて
沸かします。その水部分のみを飲む。
こうしてみると、ケララのホームレメディには、南インドの料理に欠かせない、カレーリーフ、ターメリック、マスタードシード、生姜がよく使われていますね。
これらはほぼ毎日、私達が口にしているものばかりです。
北インドに比べてあっさりしているとは言え、やはりオイルを多く使うインド料理。
そして高温多湿の環境で食べ物がすぐに痛みやすいインドだからこその、昔からの知恵なのかもしれません。
日本も自粛が少しづつ緩和され、学校も再開されている県もあるそうですね。
後少しの辛抱です。
日本の夏休み時期には国際線の運行が再開されることを願って・・・
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