こんにちは。Haana事業部のめぐみです。
本来ならば、このブログではアーユルヴェーダやケララ観光のことなどを記事にしたいのですが、インドのコロナウイルスがまだまだ猛威を振るっている為に、コロナ関連の情報になってしまいます。
今日のニュースは日本でも報告されたようですが、
インド、ビハール州で結婚式をあげた新郎が翌日になくなり、結婚式や葬式に出席した人が100人以上コロナの陽性反応が出たと言うことです。
参列者は350人(多分それ以上)、ニュースによる当日に体調不良を訴えていたようですが、両親が薬を飲んで、式を行うことを勧めたとあります。
この悲しいニュースは明らかにコロナウイルスに対する認識、知識不足でさらに責任のない行動だったなぁと思わずには要られません。
コロナ禍で、インド政府は結婚式を行うときは50名以上で集まってはいけないこと、お葬式には20名以下で執り行うことなども規定していました。
今回のニュースの家族がどのような職業だったかなどの背景は分かりませんが、一般的にビハール州と言う州は、インドの他州に比べて貧しく、大きな産業もなく、出稼ぎ労働者の多い州ということで知られています。
そして、こういった貧しい州ではまだまだ、宗教儀式、伝統儀式を重んじるあまりにコロナの様な突然の出来事に柔軟に対応できない人々も多くいると耳にします。
実は先週、私の家の向かいの息子さんが結婚式をあげました。
近所の人も結婚式には招待するというインドの習慣にのっとって、招待状を手渡しで頂きましたが、
「コロナの影響もあるので、結婚式は限られた家族だけで挙げるので、これは形式ということで」(式には参加しないでくださいね)と伝えられました。
本来は、彼らの様にこういった配慮というか、ルールに従うべきだったのでしょう。
インド政府はかなり早めにロックダウンを行い、厳しく規制を行ったと言われていますが、
やはり12億人の国。
なかなかそう簡単にコントロールは今後もできそうにないなぁと思うのでした。
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